治癒が見込めない進行がん患者であっても、現代の医学では、普通の生活を送りながら生存期間を延長させる治療(QOLを維持した延命=化学療法)は可能です。
しかし、制度上の問題や、多種多様な抗がん剤の力を最大限に引き出せる医師の不足等の理由により、多くの進行がん患者がそういった治療を受けることが出来ないことが『がん難民問題』であり、問題が認識されるようになって久しい現在に至っても、『がん難民問題』は解消されていません。
多くの進行がん患者にとっては、効果があり辛くない治療を受けることが出来ないということが、切実な問題であると思います。
今、私たちがこの問題に真剣に取り組まなければ、この問題はいつまで経っても解決しません。
そのために
■必要な施策を国・地方に要求します。
■充分な予算を要求します。
どうか、当会の目的にご賛同いただき、ご協力くださいますようお願い致します。